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ifの世界線  つづき

ifの世界線 改変歴史SFアンソロジー  

の残り2話分

「大江戸石廓突破仕留」   小川一水 著

タイトルは「おおえど いしくるわ を つきやぶり しとめる」と読みます。
内容は、江戸の世ではあるけれど、もしも日本に地震が無かったらという設定での話です。
地震が無いため建物は石作。建物が石なので火事が起きず、要塞都市になったため戦
が起きず、徳川は東国を支配する総守護に過ぎない。みたいな。
本来の歴史を知る人間が、その世界を我慢出来ずに元にものそうと仕掛けてくるみたいな
話です。

その江戸が現実世界の江戸かどうかは分かりませんが。
もしかしたら限りなく現実に近いシュミレーションかもしれませんが。

最後は、
「二000一回目のジャンヌダルク」 伴名 練 著
火あぶりの刑になるジャンヌ・ダルク。まさにその日を繰り返すジャンヌダルクの話です。
火あぶりの苦しみに意識を失い、牢で気が付いて広場に連れて行かれて火あぶりになり。

ジャンヌ・ダルクの業績を否定するためシュミレーションの再検討でジャンヌを再審判する
のが目的なのですが。
千回近くで広場に訪れた人々一人一人の名前と迷いを的確に言い当てて刑を逃れて
再び前線に発つことになったり。話が徐々に大きくなっていきますが。
2万回でも望む結果が現れずに終えることになります。
これが最後になるという2万1回目にジャンヌが望んだ結末は…

ジャンヌのj話はそこそこおもしろかったかな。
小川一水さんは唯一読んだことがある作家さんですが。
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No title

何回も火あぶりの刑はいやですけどね。

ジュリアルーシュさん

シュミレーションの存在とはいえ、人格がある存在ですし。

No title

ジャンヌに戦闘服を着うために、ドレスでいたらイギリス兵が集団業kんを繰り返したそうなんです。

ほんとイギリス人て野蛮だと思ったんです。そしてずる賢くて、
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