ifの世界線
ifの世界線 改変歴史SFアンソロジー
歴史をテーマにしたSF小説の作品集、つまりアンソロジーです。
5人の作家の5作品が載ってました。
テオフラスト・フォン・ホーヘンハイムという16世紀の実在の人物。
医師とか錬金術師とか魔術師だったとか思想家だったとか。賢者の石を作り出したとか、
謎の多い人物ですが、30巻ちか著書を執筆して死語に刊行されてます。
そんなテオフラスト・フォン・ホーヘンハイムがホントは何をやったかを描いたのが、
石川宗生 著の「うたう蜘蛛」
もしもこの時代に20世紀のロックンロールが出現したら、みたいな話です。
宮内悠介 著 「パニック ー 一九六五年のSNS」
もしも日本がデジタル先進国でいち早く文字をやりとりするSNSが普及して炎上事件が
起きるみたいな話。
斜線堂有紀 著 「一一六二年のlovin'life」
これは式子内親王の話です。和歌の名手で多くの家集に残されているのの、現存する
のは400首に満たなく少ない理由を描いた作品。
和歌を発するときは、詠語でするのが慣わしの世だったら、という設定で。
詠語は、まあ英語なのですが。和歌の名手だか詠語に出来ない内親王と英語が得意な
女御の絆の話でした。
一一六二年のlovin'lifeはおもしろかったです。
こういうアンソロジーはいままで読んでこなかった作家さんとの出会いの場になりますね。
歴史をテーマにしたSF小説の作品集、つまりアンソロジーです。
5人の作家の5作品が載ってました。
テオフラスト・フォン・ホーヘンハイムという16世紀の実在の人物。
医師とか錬金術師とか魔術師だったとか思想家だったとか。賢者の石を作り出したとか、
謎の多い人物ですが、30巻ちか著書を執筆して死語に刊行されてます。
そんなテオフラスト・フォン・ホーヘンハイムがホントは何をやったかを描いたのが、
石川宗生 著の「うたう蜘蛛」
もしもこの時代に20世紀のロックンロールが出現したら、みたいな話です。
宮内悠介 著 「パニック ー 一九六五年のSNS」
もしも日本がデジタル先進国でいち早く文字をやりとりするSNSが普及して炎上事件が
起きるみたいな話。
斜線堂有紀 著 「一一六二年のlovin'life」
これは式子内親王の話です。和歌の名手で多くの家集に残されているのの、現存する
のは400首に満たなく少ない理由を描いた作品。
和歌を発するときは、詠語でするのが慣わしの世だったら、という設定で。
詠語は、まあ英語なのですが。和歌の名手だか詠語に出来ない内親王と英語が得意な
女御の絆の話でした。
一一六二年のlovin'lifeはおもしろかったです。
こういうアンソロジーはいままで読んでこなかった作家さんとの出会いの場になりますね。
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