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たゆたえども沈まず

たゆたえども沈まず    原田マハ 著

日本では明治20年頃のの1886年から1891年のパリが舞台の物語です。

パリで画商を営む林の商売が軌道に乗って後輩の重吉が林に専務待遇で呼ばれてパリに
やっ場面から場面から話が始まります。
パリは空前の浮世絵ブームを迎えていて、それに触発されて印象派といわれる画家が出始
めようとしてます。
同じ画商でオランダ人のテオと知り合って友人関係を気付いていくことになります。
テオはオランダの実家や画家の兄を経済的に支える立場ですが、やがて兄がぱりにやってきて
一緒に暮らし始めます。
そんなテオとフィンセントの兄弟の苦悩を重吉の視線から描いてます。

林やテオやフィンセントは実在の人物で、重吉の登場で林とファン・ゴッホの兄弟と接点を持た
せている感じですね。
主題はたぶんファン・ゴッホ兄弟の心の内でしょう。

手元には「ゴッホのあしあと」という原田マハさんのドキュメンタリーぽい本があるのでそちらも
読んでみます。








フィンセント・ファン・ゴッホの作品


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No title

ゴッホの絵はつらくなってしまう。
メセナ美術館でひまわりみました。
大事に展示されていて、、
感慨むりょうでしたっけ

No title

ゴッホは、この小説を読んでいたら、どう感じたことでしょうね。

hippoponさん

精神的に極限状態で描いていたからなのでしょうかね。

ジュリアルーシュさん

どうでしょうね。
アルルに行ってからは、頻繁に弟と手紙のやりとりをしていて資料が残っているけど、おありに住んでいるところは残ってないらしく。
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